未睹巧之久也

 1912年、『失われた時を求めて』を書き上げたプルーストは原稿をオランドルフ出版社に送ってみたが、次のような拒絶の返事を受け取った。
 「ひとりの紳士が眠りにつくまで、ベッドの中でどんなふうに寝返りを打ち続けるかを書くのに30ページも費やすことができるとは、私には理解しがたいことです。」

戻る

抜ける