産めよ殖やせよ

 サンショウウオは必ず双子を産むし、コビトキツネザルはいつも三つ子を産む。しかしながら常に四つ子を出産するココノオアルマジロにしてみればそんなことは取るに足らないことだろう。つい最近アメリカでは人間が七つ子を産んだが、このことを考えれば人間とココノオアルマジロだけがハンセン氏病にかかるという事実も納得がゆく。
 1906年のブレーメン発ニューヨーク行きの定期客船で1等客室の女性が1人の子を、2等客室の女性が双子を、3等客室の女性が三つ子を産んだという記録があるが、4等客室で四つ子が生まれたとは書かれていない。おそらくココノオアルマジロの調達に失敗したのだと思われる。

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