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古代アテネの政治家、ドラコンはアテネで初めて法令を成文化した人であったが、その法令は「血で記された」と言われたほどに苛烈なものであった。(彼曰く、「最低の罪には死罪が適当と思うが、それ以上の罪にも死罪を越える罰がないので死罪にする」)しかしながら彼は民衆の間に絶大な人気を博していた。 だがこの熱狂には何かしらの怪しさが感じられる。あるときドラコンがアイギナの劇場に入ってきたとき、人々は当時の慣習に従ってこの偉大なる立法者に敬意を表すべく自分の着衣を投げかけた。ドラコンは人々の着物の山の下で窒息死した。どうにもオリエント急行な犯罪の匂いがしてならない。 |